本当の世界
- 2021年5月12日
今回は世界について少し語ろうかと思います。今回なぜこのテーマを選択したかというと(当初はかなり後でこのテーマを扱っていこうかと思ったんですが^^;)遠回りしていると間に合わないからです。何に間に合わないかというと世界の変化に間に合わないんです。このように述べてもこの言葉すら多くの方には本意とは異なって受け止められてしまうと思いますがww 一旦、そこは仕方ないと割り切って話を進めるしかありません。ですから、今回のブログを読んで下さった方の中には一体何の話をしているんだ?とか、そんなことあり得るのか?とか、そういった拒否感の様な感情を抱く方もいらっしゃるかと思います。それは当然といえば当然であり、人間という生き物の性質も関わっているので(現状価値観を維持するバイアスが人類には元来強く必要以上に備わっているから)なかなか受け入れられないんです。だからといって遠回りしていると、どうも世界の変化速度に対抗できない可能性が高いので今回はこのテーマに敢えて取り組んでいきます。このテーマは当然、今回だけで書き終えられる様な内容ではありませんので数回に分けて更新させていただきます。
そもそも、このブログで取り上げる”世界”とは物理的もしくは地球上のある場所を指すものではありません。世界とは世界を構築しているシステムを指しています。そしてそのシステムは人類が作り上げたものです。皆さんはこの世界をどう捉えているでしょうか?日頃の日常生活の中では大抵の方がこの質問に対しての思考を巡らせる時間をほとんど持たないのではないでしょうか?「仕事もあるし、家事もこなさなくてはいけないし、子育てだって、もしくは介護だって、友達との付き合いもあるし、SNSだってチェックしなくてはならないんだからそんな暇な時間なんてない!」って言われてしまいそうですね(^◇^;)wwまあ、それは確かだと思うんですがここは改めて考えてもらうしかないんです。人間を過剰なまでの多忙なシステムの中に置き、それを考えさせないようにしていること自体も非常に巧妙な現状世界のやり口だと思います(それも込みでシステム化されているんですから)。
皆さんは生きている過程で何らかの違和感をこの世界に抱いたことはないでしょうか?漠然とし過ぎた質問だとは自覚していますが、言葉にするとこう尋ねるしかないんです。
”違和感”これは人類に備わったとても大切な感覚なんです。「この世界ってなんか現実味がないよな」とか「毎日毎日働いているのに、いつまで経っても楽にならないよな」「お金のために働くのっておかしくね?」とか、そんな想いの集合体としての違和感です。国による貧富の差があったり、食料を大量廃棄している先進国がある側で食糧難で餓死する国民が多い国があったり、現代の進んだ文明や科学をもってしても、現状で解決されない永遠とも思える課題が世界には溢れ過ぎてやしないか?と違和感を持つことはないでしょうか?この違和感を生んでいるのがシステムです。なんでこんなあまりに不完全なシステムが作り上げられてしまったのでしょうか?結論から述べますと「人間が考えることをやめたからです!」。いつからか人類は決められたルールの中で生かされ、そのルールが本当に正しいのかを考えることを諦めて、柵の中で生きていくことを是としてしまったからです。闘わなかったからです。疑わずに無関心でいたからです。我が国だけを取り上げても異常なのがわかります。若者が選挙に行く割合の低さ、社会人の学習時間の短さ、国内デモの異常な少なさ、ワイドショーでのくだらない内容の多さ、政治家の「記憶にございません」と言う回答の多さ、いつの間にかうやむやになる政治家の汚職問題の多さ、意味がわからない緊縮財政、歯止めのかからない少子高齢化、公金で建造されている何に使われているのかわからない建造物の多さ、株式会社に就職しているのに株式のことを全く理解していない社員の多さ、日銀当座預金って言葉を一度も聞いたことがない国民の多さ、自国通貨立ての国債を国民の借金として取り上げるメディアや国会議員と官僚(特に財務省)の多さ、まだまだ無限にありますが枚挙に暇がありませんね!本当に無限にあります^^; あり過ぎていつもどこから説明すればいいのか正直わからなくなるんですww私は医師ですが、知り合いの同僚の医師と話をしていてもこの手の話は全く噛み合いませんし、興味すら持っていないことが多いので話題に上がること自体が少ないのが現状です。看護師や医療事務のスタッフとて同じです。ですが医療現場に限ったことではなく、どんな職種の方達も似たり寄ったりではないでしょうか?特殊な職種、そうですね社会人類学者や経済学者や一部の歴史学者でもないかぎりこの手の話題が頻繁に上がることはないと思います。それが、それこそが問題なんです。興味がないこと、無関心であることこそがこの問題の本質なんです。この国の情報統制が一つの問題なのは確かです。ですが全ての情報が開示されていないわけではありません。これははっきり言って個人個人の意識の問題です。ここでもう一つ結論を述べておきます。「世界のルールはステレオタイプです」私たちがルールと思わされているものは実は虚構です。当然、真のルールは存在しています。ですがそれがわかりやすく明示されることはありません。これまでも、おそらくこれからもです。一部の既得権を握る者たちによって巧妙に隠されて存在しています。知らないままで本当にいいのでしょうか?
少し熱くなってしまいました^^;wここで少し冷静に今の日本に起きていることを整理してみましょう!歴史は繰り返します。今回の新型コロナ問題で生じている日本の経済ダメージはかなり大きなものです。過去にこの様なダメージを負った時期が日本にあったか??・・・ありましたね。リーマンショック?確かにあれも衝撃でしたね。ですが、少し毛色が違います。リーマンショックの真の被害者は一部の法人や投資家、銀行家にあったと言えます。それが周囲に多少なりとも波及し一般市民にも影響があったと言えばあった。というのが印象ですよね!あくまで金融市場に近しい者への影響であったと言えるでしょう。これでは日本の現状と酷似しているとは言えません。では、何が一番近しい状況と言えるのか?そろそろお気づきですよね?そうです!!バブル崩壊です。この時は日本全域に余すとこなく影響を及ぼしたと言って過言ではないと思います。インパクトが今回のダメージと酷似しています。細かな状況が似ている必要はないんです。あくまでインパクトが似ていることが重要です。では、その当時に生じた二次的被害は何だったでしょうか?それがわかれば今回、これから起こることが予測できるような気がしますね?皆さんは当時のことを思い出せるでしょうか?それとも歴史的な事実として知識をお持ちですか?どちらでも構いませんが、思い出してください。あの当時は政権が金融機関の不良債権問題を公的資金を使用して補填しようとしていましたね。ですが当時の大蔵省に反対されて金融機関の倒産や統合、合併が行われ、すごい衝撃が国中を包んでいました。トリガーを引き、その動きに拍車をかけたのがアメリカから送り込まれたハゲタカファンドです。今から思えば、バブルもその崩壊も伏線であった可能性すらあるような気がします。ハゲタカファンド問題を詳しく知りたい方は少しググれば直ぐに出てきますのでここでは割愛しますww。本題は今回の経済ダメージインパクトからの次のアクション予測です。誰のアクションなのかは、ここで話をするとそれだけでかなりのボリュームになってしまうので違う機会に回させてくださいww。誰かがバブル崩壊後と似たようなスキームを計画していると仮定して、今回は何を仕掛けてくるか?そう考えてみるんです。そして、時期的には仕掛けてくるとしたら、既に仕掛けが作動しているはずです。そしてその仕掛けの伏線は何年も前から計画されているはずなんです。さて、何が該当してくるでしょう??わかる方にはわかりますよねww。日本は安倍政権から菅政権に移行して何をしていますか?どこに推進力を傾けていますかね?大きな流れのベクトルはどこに向かっていますか?・・・もう答えてしまいますねw国内の中小企業改革と外国企業の誘致です。おやおやww!?これがわかると物語が途端に作りやすくなりますね。国内向けには企業倒産と合併を推進しておきながら血税を使用して外国企業を国内に呼び込むんです。それを今回の騒動の影に隠しながら巧妙にシレッとやる!これが誰かが考えた計画です。その計画に必要であった伏線が政権のブレーンと言われている人たちの動きから見えてきますよね。確か一人は日本人ですが、一人はイギリス人でしたねww日本はちょうどオリンピックも計画されていましたからね。この様な計画が世界中の各国でそれぞれの状況に合ったやり方で仕組まれていたらと考えると・・・ヒィィーーー(゚o゚;;どんなに許容できない内容であっても、あり得ないことをひたすら消去して残ったものが真実です。今回も仕掛ける側は漁夫の利を狙っているに決まっています。まあ、それすら目的ではなく手段なのでしょうが。ここで話題にしているのは氷山の一角でしかありません。考え方の基本を提示させてもらいました。仕掛ける側であったら次はどう行動するのか?この思考が重要なんです。仕掛けられた方はパニックになり思考停止してしまうのでかなり危険な状態です。ここは冷静に、逆の側に立って考えてみると案外真実に近い景色が見えるかもしれませんね。
もっと書きたいことはいっぱいあるんですが、想うがままにキーボードを叩いていくと1冊の本になってしまいそうですww。世界を理解するには知識が必要なんです。それに歴史(特に近代史)や統計学に慣れている必要もあります。(旧)経済学の知識もMMTの知識も必要です。中央金融制度に関する理解も必要だし、人種問題や国際関連情報に関する知識も必要です。でも、最も必要なのは「世界を疑うこと」です。私は医療に従事していますが、国が滅べば人を救えませんし、何よりも人間を馬鹿にしている姿勢が許せないんです。近代史をなぞるのもホントにいい加減にして欲しいし、どうせ前回の失敗を繰り返すだろうと、たかを括っているのがわかるから腹立たしいんです。見えている者もいるのだと、せめて知らしめてやらないと、と思うんです。長すぎる伏線は本当に見つけにくいですよね。その執念には確かに脱帽です^^;ww”継続は力なり”ってもっといいことに使って欲しいものです。では、今回のブログ更新はこれにて失礼します。
かみみぞ中央診療所
院長 片野智之
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